不動産の相続に関する相談先はどこ?相談費用や不動産売却の流れまで解説

2022-09-27

不動産の相続に関する相談先はどこ?相談費用や不動産売却の流れまで解説

この記事のハイライト
●不動産の相続に関する相談は、内容ごとに相談先が異なる
●弁護士や司法書士に相談する場合は相談費用がかかる
●相続した不動産の売却の流れは、大きく3つのステップでおこなわれる

相続する不動産の相談先がどこになるのか分からず悩んでいませんか。
正しい相談先を知らなければ、悩みに対して適切なアドバイスを得られません。
そこで今回は千葉県野田市、流山市、柏市で不動産売却をサポートする私たち「ちば住販株式会社」が、相続する不動産の悩みの相談先はどこなのか、相談費用や不動産売却の流れについてご説明します。

\お気軽にご相談ください!/

不動産の相続時・相続後の相談はどこにおこなう?

不動産の相続時・相続後の相談はどこにおこなう?

不動産の相続に関する悩みをどこで相談すればいいのかは、相談する内容ごとに異なります。
ここでは、各士業の相続における役割についてご紹介します。

不動産の相続でトラブルがある場合の相談窓口はどこ?

不動産の相続でトラブルを抱えている場合の相談先は弁護士になります。
相続で相続人の意見がまとまらない、非協力的な相続人がいて相続が進まない場合などは、家庭裁判所へ調停もしくは審判を申し立てる必要があります。
この際、相続人同士の関係を悪化させないためにも、法的な手続きを弁護士に代理でおこなってもらうのが得策です。
相続時のトラブル解決に向けて介入できるのは、弁護士のみと法律で決められています。
また、弁護士は裁判所での遺言書の検認・相続放棄・成年後見制度の手続きなどもおこなえます。
一方で相続税の申告や不動産の査定評価、不動産の所有権移転登記の代理行為はできません。
弁護士の報酬は他の士業よりも高額なため、相続でトラブルを抱えていない場合は他の士業へ相談したほうが安くすむケースが多いでしょう。

不動産の相続でトラブルがない場合の相談窓口はどこ?

トラブルがある場合は弁護士ですが、ない場合は司法書士が相談窓口になります。
司法書士の業務内容は不動産相続時の名義変更、つまり所有権移転登記です。
不動産の所有権移転登記の代理登記は、士業のなかでも司法書士しかできません。
弁護士と同様に司法書士も、裁判所での遺言書の検認・相続放棄・成年後見制度の手続きがおこなえます。
相続税の申告や不動産の査定評価はできません。

不動産相続時に相続税が発生する場合の相談窓口はどこ?

不動産の相続時に相続税が発生しそうな場合は、税理士に相談します。
税理士は相続税の申告以外にも、相続財産の調査や遺産分割協議書の作成なども請け負ってくれます。
ただし税理士業務は多枝にわたるため、税理士のなかでも相続について得意不得意があります。
また相続案件では、税理士の業務範囲外の内容は、他の士業との連携が必要となります。
そのため他の士業とのネットワークをもった、相続に強い税理士を選んで相談するようにしましょう。
税理士事務所のホームページなどを見て、相続に関する他の士業との連携について書かれているかどうかなどを参考にしたり、直接問い合わせてみると良いでしょう。
相続税は、税理士の知識や経験によって納税額が大きく変わることがあるため、慎重に選ぶ必要があります。

相続する不動産の売却価格を知りたい場合の相談窓口はどこ?

相続する不動産の売却価格の相場を知りたい場合は、不動産会社へご相談ください。
不動産の評価額を知りたい場合、不動産鑑定士へ依頼する方法もありますが、売却することが前提なら市場価格を反映した査定を無料でおこなっている不動産会社が適しています。
不動産鑑定士への依頼は、不動産を売却しないけれど公正な評価額を知りたいといった場合が適しているでしょう。
たとえば不動産の遺産分割方法が、相続人の1人が不動産を相続して、他の相続人には持ち分に応じた金銭を支払う場合などです。
不動産の評価方法にはさまざまな手法があり、不動産会社の査定では売却予想価格にばらつきがあります。
一方で、不動産鑑定士へ依頼すると国家資格による公正な評価が得られるため、公正な評価額が知りたい場合は不動産鑑定士への依頼が適しているでしょう。
ただし不動産鑑定士への鑑定評価は、内容次第で1件あたり数十万円の費用がかかることもあります。
また鑑定評価は、市場での売却予想価格とは異なるため、鑑定価格で売却できるとは限りません。
そのため、売却することが前提なら無料で査定をおこなっている不動産会社へご相談ください。

この記事も読まれています|不動産売却時の仲介手数料とは?相場や計算方法を解説

\お気軽にご相談ください!/

不動産の相続に関する相談にかかる費用とは?

不動産の相続に関する相談にかかる費用とは?

弁護士、司法書士、税理士といったいわゆる士業への相談費用は、以下の金額が相場になります。

  • 弁護士:10,000円/1時間
  • その他の士業:5,000円/1時間

相談料は弁護士だけ10,000円/1時間が相場で、その他の士業への相談料よりも高いのが特徴です。
ただし相談料には価格設定のための法的な基準などがあるわけではなく、各事務所の判断で自由に設定できます。
そのため、相談料がいくらなのかについては事前にご確認ください。
また、相談と業務依頼は、別契約になるため、相談したら、その事務所へ業務を依頼しないといけないわけではありません。
業務を依頼する際にはかかる費用の見積もりを作成してもらいましょう。

無料相談会で不動産の相続について相談する

不動産の相続について、どこで相談すればいいのか迷ったときや、費用を支払って本格的に相談する前に気軽に話を聞いて欲しいといった場合には、無料相談会の利用がおすすめです。
各地方自治体や弁護士会、税理士会、司法書士会といった各士業の団体が、無料相談会を実施していることがあります。
いつ開催されるかなどを、自治体や団体の相談窓口に問い合わせて確認すると良いでしょう。
なお無料相談は、一般的な悩みに関する相談であったり、相談時間に制限があったりします。
また無料相談会に何度も足を運んで、1つの案件について継続的に相談することもできないため注意しましょう。

この記事も読まれています|不動産売却時の仲介手数料とは?相場や計算方法を解説

\お気軽にご相談ください!/

不動産の相続に関する相談先と不動産売却の流れとは

不動産の相続に関する相談先と不動産売却の流れとは

相続の悩みについて各専門家に相談して不動産を売却するとなったら、以下の3つ流れで不動産の売却をおこないます。

相続した不動産の売却価格の相場を知る

最初におこなうことは、不動産会社に査定を依頼して売却価格の相場を知ることです。
売り出し価格が相場からかけ離れているとなかなか売れず、安いと損をします。
不動産会社による査定は、相続した不動産と類似した物件の過去の成約事例を調査します。
また、物件の現況を査定し、過去の成約事例とあわせて最終的な査定額を決定します。
売却価格を自分で決めることもできますが、不動産取引はデータと経験による判断が重要です。
そのため、不動産会社へ査定をご依頼ください。

相続した不動産の売却活動をスタート

不動産会社による査定を経て売却価格が決まったら、売り出し価格を不動産会社と相談して決めて売却活動をスタートします。
ネットへ物件情報の掲載、広告・ポスティング、検討者が現れたら内覧の案内などをおこないます。

買主が決まったら売買契約を結んで物件を引き渡す

買主が決まったら売買契約を締結し、手付金を受け取ります。
そして契約締結時に決めた引き渡し日を迎えたら、残代金の支払いを確認後、物件の鍵を引き渡して、一連の流れは終了となります。

この記事も読まれています|不動産売却時の仲介手数料とは?相場や計算方法を解説

まとめ

今回は相続する不動産の悩みの相談先はどこなのか、相談費用や不動産売却の流れについてご説明しました。
不動産の相続についてどこで相談すればいいのかは、内容ごとに異なるため、それぞれの士業が取り扱う業務も理解しておきましょう。
相談費用も異なりますが、売却することが前提であれば無料で査定をおこなっている不動産会社へご相談ください。
千葉県野田市、流山市、柏市で不動産売却をお考えの方は、私たち「ちば住販株式会社」にお気軽にご相談ください。
不動産売却を真摯にサポートいたします。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

04-7127-1200

営業時間
9:00~18:00
定休日
毎週水曜日 第1・第3・第5火曜日

売却査定

お問い合わせ