不動産売却で注目されるインスペクションとは!メリットや費用についてご紹介

2022-08-30

不動産売却で注目されるインスペクションとは!メリットや費用についてご紹介

この記事のハイライト
●不動産の売却でインスペクションを活用する目的は、中古住宅に対する品質を明確化すること
●不動産の売却でインスペクションを実施するメリットは、早く高く売れる可能性が高まること
●不動産売却で実施するインスペクションの費用相場は5万円前後が一般的

不動産売却時のインスペクション実施が注目を集めているのをご存知ですか。
売主の瑕疵担保責任が、法改正で契約不適合責任に変わったことでインスペクションの重要性が高まっています。
そこで今回は千葉県野田市、流山市、柏市エリアで不動産売却をサポートする私たち「ちば住販株式会社」が、不動産売却で注目されるインスペクションとはなにか、メリットや費用についてご説明します。

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不動産の売却で注目を集めるインスペクションとは?

不動産の売却で注目を集めるインスペクションとは?

不動産の売却で注目を集めるインスペクションとは、中古住宅の建物診断のことです。
中古住宅の売買で活用される瑕疵担保保険に加入するには、インスペクションが必須になります。
インスペクションは建築士などの専門資格を持ったインスペクターが、建物の構造耐力上主要な部分、雨水の侵入を防止する部分について診断をおこないます。

不動産の売却でインスペクションを活用する目的とは

不動産の売却でインスペクションを活用する目的は、中古住宅に対する品質の明確化です。
中古住宅の売却時に買主が感じる不安は、物件に欠陥が無いかどうかでした。
しかしインスペクションによって、物件の欠陥の有無、状況を専門家の目で判断してもらうことができるようになります。
さらにインスペクションと既存住宅瑕疵担保保険を組み合わせることで、中古住宅であっても品質保証ができるようになりました。

インスペクションを実施するタイミングとは

インスペクションを実施するタイミングは、売主がインスペクションをおこなうのか買主がおこなうのかでタイミングが異なります。
インスペクションを実施するタイミングとは
売主がインスペクションを実施するタイミングとは
売主がインスペクションを実施するタイミングは、査定をおこなった不動産会社と媒介契約を締結し、不動産会社からインスペクションの説明を受けたタイミングです。
不動産会社には、媒介契約締結時にインスペクションについて説明をおこなうことが義務付けられています。
インスペクションの説明を受けたら実施するか検討し、実施するとなればインスペクターを不動産会社に斡旋してもらいます。
買主がインスペクションを実施するタイミングとは
インスペクションは売主だけでなく、買主自らが実施することもできます。
買主がインスペクションを実施するタイミングは、売主に買付証明書を提出したあとのタイミングです。
買主が不動産を購入するまでの流れは、まず不動産会社に物件を案内してもらい、内覧するところから始まります。
物件を内覧後、気に入ったら不動産会社を通じて売主に買付証明書を提出し、購入の意思を伝えます。
そのタイミングで売主側に、インスペクションの実施したい旨を申し出ます。
売主側から許可が出たら、インスペクション実施に関する合意書を取り交わして実施します。

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不動産の売却でインスペクションをおこなうメリット・デメリット

不動産の売却でインスペクションをおこなうメリット・デメリット

インスペクションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

不動産の売却でインスペクションを実施するメリットとは?

不動産の売却でインスペクションを実施するメリットは3つあります。
1つ目は、早く高く売却できるようになることです。
なぜなら、インスペクションを実施することで、買主の一番の不安を減らすことができるからです。
中古住宅を購入する際、買主の一番の不安は住み始めてから欠陥や不具合が見つからないかということです。
インスペクションに合格した物件であれば、専門の資格を持つインスペクターのお墨付きを得られた物件ということで、買主の不安は減ります。
また、インスペクションの実施は物件の付加価値を高めることにもなるので、査定評価もあがる可能性があります。
2つ目は買主だけでなく、不動産売却による売主の不安も減らせることです。
インスペクションの実施により、建物の現況についてより正確に売買契約書に明記することができます。
これにより、売主が契約不適合責任を負う不安を減らすことができます。
3つ目は既存住宅瑕疵担保保険の加入条件の1つを満たすことです。
既存住宅瑕疵担保保険に加入するには、インスペクションに合格することが必須になります。
インスペクションの実施に加えて既存住宅瑕疵担保保険まで付けると、物件の付加価値はさらに高まり、より高値で売却できる可能性が高まります。

不動産の売却でインスペクションを実施するデメリットとは?

インスペクションを実施するデメリットも3つあります。
1つ目は費用と調査機関が必要になることです。
インスペクションにかかる費用は、5万円程度が相場です。
また調査機関には2週間程度かかり、その分だけ売却活動の開始は遅くなります。
2つ目は、買主が実施するインスペクションの場合、値引き交渉に使われる可能性があることです。
買主としては、5万円程度の調査費用で物件の状況がより詳しく分かるメリットがあります。
内容次第では、調査費用以上の修繕費を求めたり、値引きを求めたりすることもできるわけです。
よって買主による値引き交渉対策のためにも、売主側でインスペクションをおこなうのが効果的です。
3つ目は、インスペクションの結果次第で修繕費が必要になることです。
インスペクションに不合格になった場合、合格するためには不合格箇所を修繕する必要があります。
インスペクションに不合格のまま売り出すこともできますが、欠陥の分かっている物件は敬遠されるでしょう。
また、購入希望者があらわれたとしても、修繕を求められたり値引き交渉に繋がったりします。
契約不適合責任のリスクを負う観点からも、不具合箇所が分かった場合は修繕することをおすすめします。

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不動産の売却で実施するインスペクションの費用とは?

不動産の売却で実施するインスペクションの費用とは?

不動産の売却で実施するインスペクション費用の相場は、マンションで5万円程度、一戸建てで4.5万円~6.5万円程度が一般的です。
一戸建ての場合、4.5万円~6.5万円と価格に幅があるのは、延べ床面積によって金額が変わるからです。

  • 延べ床面積が約165㎡未満:4.5万円
  • 延べ床面積が約165~250㎡未満:5万円
  • 延べ床面積が約250~500㎡未満:6.5万円

上記の金額は、あくまで目安です。
インスペクションでは、オプションで追加調査をおこなうこともできます。
たとえば給排水管の検査をオプションで付ける場合、オプション費用の相場は5,000円前後になります。

不動産売却でインスペクションに要する時間と期間とは

不動産の売却でインスペクションを実施する場合、インスペクションの依頼をしてから報告書を受け取るまでの期間は2週間程度が目安です。
インスペクションの依頼をしてから調査に入るまで1週間程度かかり、さらに報告書の受領まで1週間程度を要します。
インスペクションの調査自体は、1時間~3時間程度で終了します。
地域によっては、インスペクターの手配にさらに期間を要する場合もあります。
そのため、余裕をもった計画を立てることが重要です。

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まとめ

今回は不動産売却で注目されるインスペクションとはなにか、メリットや費用についてご説明しました。
不動産の売却でインスペクションを活用する目的は、中古住宅に対する品質を明確化することです。
インスペクションを実施することで、早く高く売れる可能性が高まるメリットがあります。
不動産売却で実施するインスペクションの費用相場は、5万円前後が一般的です。
千葉県野田市、流山市、柏市エリアで不動産売却をお考えの方は、私たち「ちば住販株式会社」にお気軽にご相談ください。

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