2023-01-31
団地とは、主に高度経済成長期に多く建てられた大規模な集合住宅を指します。
築30年以上を経過した古い団地も多く、売却を検討されている方は少なくありません。
この記事では、リフォームやリノベーションをする、そのまま売却するといった団地の売却方法についてご紹介します。
千葉県野田市や流山市、柏市で団地の売却をご検討中の方はご参考にしてください。
\お気軽にご相談ください!/
古い団地は一般的に設備が老朽化しており、そのままでは不動産を探している方から人気が出にくいことがあります。
そこで、ここでは団地をそのまま売却するのではなく、リフォームしてから売却する方法を解説します。
リフォームとは、一般的にはキッチンやトイレ、浴室などの設備を新しいものに交換するといった、部分的な改修工事を指します。
設備をリフォームすることで物件の第一印象が良くなりやすく、買主は購入後すぐに住み始めることができます。
古い団地は購入費用を抑えたいと考えている方には魅力的に見えやすいでしょう。
さらにリフォームをしていれば、お手頃価格で快適な住居が手に入ることで、売れやすくなるという効果が期待できます。
団地が建てられたときのキッチンはガスコンロと流し台が一体化していない旧タイプのキッチンであることが一般的です。
このような古いタイプのキッチンは掃除がしにくく、見た目もすっきりしないことから、マイナスの印象を与えかねません。
最新式のシステムキッチンにリフォームをすることで、清潔感を保ちやすいうえに収納も機能的になり、購入希望者に選ばれやすくなるでしょう。
築30年以上の古い団地では、一回に流す水の量が12リットルほどと多いうえに、汚れが落としにくいトイレが設置されていることがほとんどです。
そこで、新しいトイレにリフォームをすることで、流す水の量も大幅に少なくなって節水できるようになり、掃除もしやすくなるでしょう。
また、ウォシュレットは人気があるため、ウォシュレット付きのトイレにリフォームすれば買主への好印象につながりやすいでしょう。
古い団地の浴室は、タイル張りの古いタイプの浴室のままになっていることが多いでしょう。
タイル張りの浴室はカビが発生しやすく、冬は寒く感じやすいという特徴があります。
浴室を新しいユニットバスにするリフォームをおこなえば、見た目も清潔で快適な浴室になることから、内覧者の印象が良くなるでしょう。
この記事も読まれています|ローン残債のある不動産売却方法と注意点・抵当権についてご説明
\お気軽にご相談ください!/
リフォームは部分的な改修工事を指すのに対し、リノベーションはより大規模な工事を表すことが多いです。
ここでは、団地をリノベーションして売却する方法について解説します。
団地のリノベーションとは、間取りの変更など、室内を大幅に工事することを指します。
古い団地は部分的なリフォームをおこなっても、全体的な古さは隠しきれない場合があります。
そんなときには、より大規模なリノベーションをすれば、印象を大きく改善することが可能です。
かつて団地が多く建てられていたときは、50㎡ほどのダイニングキッチン(DK)に、コンパクトな部屋が3部屋ほど付けられた間取りが一般的でした。
これは現在人気の間取りとは異なるため、家を購入する若い世代には受け入れられないこともあります。
そこで、ダイニングキッチンとつながっている部屋との壁を取り除いて広いリビングダイニングキッチン(LDK)にするなど、間取りから変更すれば、購入希望者の増加が期待できます。
間取りを変更するなどの大規模なリノベーションをおこなう場合、多額の工事費用が必要になることに注意しなければいけません。
たとえリノベーションをして内装がきれいになったとしても、古い団地はそれほど高い価格では売却できないケースもあります。
売却前にかけたリノベーション費用を売却価格に上乗せできなければ、結果的に売主が損をしてしまうでしょう。
売却前のリノベーションにはお金をかけすぎず、効果的な部分だけを選んでおこなうことが大切です。
リノベーションを依頼する前に不動産会社に相談し、本当にリノベーションが必要か、必要な場合はどの部分をどのようにおこなうかを慎重に判断しましょう。
この記事も読まれています|ローン残債のある不動産売却方法と注意点・抵当権についてご説明
\お気軽にご相談ください!/
団地を売却する場合、リフォームやリノベーションをおこなわずにそのまま売却する方法もあります。
ここでは、団地をそのまま売却する方法について解説します。
リフォームやリノベーションをおこなう場合は費用がかかります。
費用をかけずにそのまま売却できる場合は、あえてリフォームなどをせずに売り出すと良いでしょう。
具体的には、駅に近いなど立地条件が良い団地は、たとえ古くても買主が見つかりやすいため、そのままでも売却しやすいでしょう。
また、築年数がそれほど古くない団地の場合も、そのまま売却するのがおすすめです。
中古住宅を探している方は、内装のきれいさよりも安さを重視する傾向にあるため、リフォーム費用を上乗せすると売れにくくなることもあります。
また、安い価格の物件を購入し、自分たちで好きに改修してから住み始めたいと考えている買主も少なくありません。
立地が良い、または築年数が浅いなど、条件の悪くない団地の場合は、リフォームやリノベーションなどせずに、そのまま売却すると良いでしょう。
団地のリフォームにかかる一般的な費用は、キッチンで約40万円から80万円、浴室で約60万円から150万円、トイレでは約30万円から50万円です。
間取りを変更するリノベーションをおこなう場合はさらに高額になることもあるため、注意が必要です。
売却前にこのような費用を出したくない方も、団地をそのまま売却するのがおすすめです。
不動産会社に仲介を依頼して、一般の買主を探す売却方法ではなく、不動産会社が直接買主となる買取を検討するのもおすすめです。
団地を買い取った不動産会社は、購入後にリフォームやリノベーションをおこない、再販することが一般的です。
そのため、売主がリフォームなどの手間や費用をかける必要もなく、そのままの状態で売却できます。
ただし、買取は仲介での売却と比べると、相場の7割程度の売却価格になるのがデメリットです。
それでも、買取なら不動産会社が買主となるため、「いつ売れるのか」と不安に思うこともなく、早く売却が完了します。
仲介では買主が見つかりにくい物件でも、買取なら売却できるケースもあるため、まずは不動産会社に売却方法を相談するのがおすすめです。
この記事も読まれています|ローン残債のある不動産売却方法と注意点・抵当権についてご説明
団地を売却する方法について解説しました。
古い団地はそのままでは売却しにくいケースもあるため、売却方法を慎重に検討することが大切です。
千葉県野田市や流山市、柏市で団地の売却をご検討中の方は、「ちば住販株式会社」にお任せください。
団地の売却方法に関するお悩みのご相談や査定のご依頼は、ホームページからも承っております。