不動産の相場の調べ方や注意点とは?売却査定額より高く売る方法も解説

2024-01-30

不動産の相場の調べ方や注意点とは?売却査定額より高く売る方法も解説

この記事のハイライト
●レインズマーケットインフォメーションや土地総合情報システムを利用して自分で相場を調べることができる
●注意点は「相場通りで売却できるとは限らない」「条件の違い」「時間が経つと相場が変わる」の3つ
●相場よりも高く売却するコツは値引き交渉を見越して希望価格よりも高めに価格設定すること

不動産を売却する際は、相場が気になりますよね。
不動産の相場は、不動産会社に売却査定を依頼して調べるのが一般的ですが、自分で調べることも可能です。
本記事では、自分で家の相場を調べる方法や調べるときの注意点、相場よりも高く売る方法について解説します。
千葉県野田市、流山市、柏市で不動産の売却を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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売却査定前にチェック!自分で不動産の相場を調べる方法

売却査定前にチェック!自分で不動産の相場を調べる方法

不動産は、物件の立地や条件、市場の状況など、多くの要因が価格に影響を与えます。
不動産会社に売却査定を依頼した場合、物件の状態や相場を詳しく調べたうえで査定額を提示します。
しかし、査定額が妥当な金額なのか、あらかじめ自分でも調べておきたいですよね。
自分で不動産の相場を調べる方法は、以下のとおりです。

レインズマーケットインフォメーションの活用

レインズマーケットインフォメーションとは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営している不動産取引の情報検索サイトです。
マンションや一戸建ての売買価格を検索できます。
地域ごとに検索でき、物件の平米単価、間取り、築年数などが一覧で表示される仕様です。
過去2年間の市場動向もグラフで確認できるため、価格の推移や傾向を理解するのに役立ちます。

土地総合情報システムの活用

土地総合情報システムとは、国土交通省が運営するサービスで、実際に売買された不動産の価格情報が含まれています。
土地や一戸建て、マンション、農地などの不動産取引価格が検索可能です。
また、地価公示・都道府県地価調査も地域ごとに検索できます。
地価公示とは、国土交通省が毎年1月1日を基準に評価し、毎年3月に公表する土地価格です。
都道府県地価調査は、都道府県知事の指示で毎年7月1日時点の地価を不動産鑑定士等が調査し、9月下旬頃に公表している土地価格です。
地価公示や都道府県地価調査の土地価格は、土地取引の指標や相続税評価の基準として広く利用されています。

相続税路線価

相続税路線価とは、国税庁が公表する路線価図を基に算出される宅地の1㎡あたりの価格です。
市場価格の約8割とされるため「相続税路線価×土地面積÷0.8」で算出された価格が相場となります。

固定資産税評価額

固定資産税は、不動産所有者に対して毎年1月1日時点で課税される税金で、固定資産税評価額に税率をかけて算出します。
固定資産税評価額は、固定資産税納税通知書や固定資産評価証明書で確認でき、市場価格の約7割です。
そのため、固定資産税評価額に記載された土地価格を基に、市場価格を推定できます。

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売却査定前にチェック!不動産の相場を調べるときの注意点

売却査定前にチェック!不動産の相場を調べるときの注意点

不動産の相場を調べる際は、単に市場データを集めるだけでなく、その背後にある要因や市場の動向を理解し、適切なタイミングでの売却を目指すことが求められます。
また、不動産の相場は常に変化しているため、最新の市場情報を定期的に確認し、適時に価格設定を見直すことが重要です。
相場を調べる際の注意点は、以下のとおりです。

注意点①相場通りに売却できるとは限らない

不動産の売却価格を決定する際、市場調査で得られた相場は参考程度に留めておくべきです。
相場は市場の一般的な傾向を示すもので、個々の物件の特性や市場状況により、実際の売却価格は大きく異なる可能性があります。
不動産の価格設定は売却の成否を左右します。
市場の状況や物件の魅力、立地条件などを考慮して、適正な価格設定をすることがスムーズに売却するコツです。

注意点②物件の条件が価格に大きく影響する

建物の価値は築年数、リフォームの有無、設備の質、間取り、面積などによって大きく変わります。
とくに、築年数は年数が経つごとに相場が下落していくため、注意が必要です。
土地の価格も立地の良し悪し、形状の利便性、土地の広さなどによって変動します。
自分で相場を調べる際は、似た条件の物件を参考にすることが重要です。
異なる条件の物件と単純比較することは、誤った価格設定の原因になり得ます。

注意点③市場の変動による価格変化

不動産市場は時間が経つと変動する可能性があります。
とくに、経済状況や地域の人口動態、開発計画などによって相場が大きく変わる可能性があるため、注意が必要です。
市場の最新の動向を把握し、適切なタイミングで売却することが重要です。
たとえば、新しい開発計画が発表された場合、その地域の不動産価値が上昇する可能性があります。

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売却査定前にチェック!不動産を相場よりも高く売るための方法

売却査定前にチェック!不動産を相場よりも高く売るための方法

不動産を売却査定の相場よりも高く売却するためには、市場の理解と適切な計画に基づいて行動することが、成功の鍵となります。
必ずしも高く売れるわけではありませんが、高く売却するための方法は、以下のとおりです。

高く売るための方法①戦略的な価格設定

不動産市場では、売り出し価格から値引き交渉されるのが一般的です。
そのため、最初から希望する売却価格に設定してしまうと、値引き後に満足のいく価格にならない可能性があります。
そこで、初期の売り出し価格を希望価格よりやや高めに設定すると、値引き後も望む価格に近い金額での売却が期待できます。
初期の価格設定でなかなか購入希望者が現れない場合は、途中で価格を下げて調整することも重要です。
売れない期間が長引くと、物件に対する印象が悪化するリスクがあるため、市場の反応に応じて柔軟に対応することが肝心です。

高く売るための方法②売却のタイミングを最適化

不動産市場は季節によって、売りやすさに違いが出ます。
とくに、春や秋は、転勤や進学、人事異動などの影響で住宅需要が高まるため、狙って売り出すと高値で売却しやすいです。
また、地域の再開発計画や大規模なインフラ整備などは不動産価格に大きな影響を与えます。
こうした都市計画の進展に合わせて売却を計画すると、市場価値が高まるタイミングで売り出すことができます。

高く売るための方法③インスペクション(建物状況調査)の実施

インスペクションとは、専門の講習を修了した建築士が、中古住宅の建物状況を調査することです。
国が定めた基準に従い、主に構造耐力上主要な箇所と雨水の侵入を防止する箇所を調査します。
インスペクションによって物件の状態が明確になると、購入者にとって大きな安心材料となり、売却の際の交渉材料としても有効です。
インスペクションをおこなったことを売却の際にアピールすると、値引き交渉を避けることも可能になります。
また、インスペクションで判明した劣化箇所を修繕すれば、物件の価値をさらに高めることもできるでしょう。

高く売るための方法④不動産会社の仲介で売却

不動産の売却には大きく分けて「仲介」と「買取」という二つの方法があります。
仲介による売却とは、不動産会社に売却の仲介を依頼し、買主を探す方法です。
仲介のメリットは、希望する価格で売却しやすく、不動産会社が販売活動や手続きをサポートする点です。
デメリットは、売却が成立した際に、成功報酬として仲介手数料が必要となる点が挙げられます。
買取による売却とは、不動産会社が直接不動産を買い取る方法のことです。
メリットは、速やかに売却でき、仲介手数料がかからない点です。
一方で、デメリットは、相場より2~3割安い価格での売却となる点が挙げられます。
したがって、相場より高く売却したい場合は、仲介で売却する方法がおすすめです。

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まとめ

売却査定前に自分で相場を調べておくと、不動産会社から提示された査定額と比較検討ができます。
自分で調べるときの注意点は、相場通りで売却できるとは限らない点や条件の違い、時間が経つと相場が変わる点です。
相場よりも高く売却するコツは、値引き交渉を見越して希望価格よりも高めに価格設定することです。
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